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ロンドンはリージェンツ・パークにあるロンドン動物園。マダム・タッソー蝋人形館やシャーロック・ホームズ博物館とセットで回ると便利である。 実はこの１９９２年、ロンドン動物園は財政が逼迫し、閉鎖の危機にさらされていた。最悪の事態を免れたのは、ひとえにクウェートからの多額の寄付のおかげだったという。湾岸戦争で、イギリスがいち早くイラク攻撃（＝クウェート救援）に参加したことへの返礼だったという話も聞くが、真偽のほどは定かではない。 |
| そのクウェートから札束を運んできたラクダである。 ウソです。 園内を連れ歩かれていた。別に用があって移動していたわけではなく、おそらくは展示＆観客との触れあいの一環なのだろうと思う。 |
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ここに限らず、飼育係の方がスポットガイドをしてくれる動物園は多い。人前で話をするだけあってなかなかのエンターテイナーが多いし、思わぬ面白い知識を仕入れる機会ともなるので、お勧めである。と言っても、日常生活ではほとんど役に立たない知識なんだけどね。 |
| ゴリラの成熟したオスは、一般に「シルバーバック」と呼ばれる。文字通り背中に銀色の毛が生えるからだが、この写真だとその様子がよくわかる。 |  |
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パンダはロンドンでも怠惰であった。 |
| ロンドンの下町のカムデンヤードまでは運河が通じていて、ボートで行き来することができる。 この水位を見よ。私が公務員をしていた東京都の某区では、何年かに１度、豪雨で川や下水があふれ、我々職員が被災者対応に当たったものだ。 この水位ではちょっと降ったらあふれそうに見えるが、取り立てて対策のとられていないところを見ると氾濫することはないのだろうな。こういう国で暮らしていると、日本人とは治水に対する考え方がまるで違うものになるよね、きっと。 |
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こちらはリージェンツ・パークにいたリス。 この公園では、夏になると野外劇場でシェークスピア劇が催される。「野外だから雨が降ったら中止だけど、払い戻しはなしね。野外劇場の運営に対する寄付だと思ってください」というチケットの売り方がなかなか面白い。 夜の公演を見に行く方は、服装にご注意。日本の夏の夜みたいな感覚で行くと、冬山で遭難したような目に遭うこと請け合いである。 |
