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太平洋に面したこの動物園に行くには、ダウンタウンからミュニ・メトロという路面電車のＬ線に乗り、終点まで行く。沿線は広大な中国人居住区になっていて、なんだかアメリカにいるという感じがしない。 |
園内を回るトラム。ネコ科の猛獣が売り物の動物園であることが、車体のペインティング１つとってもよくわかる。
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ここのコアラもかなり過保護にされている。アメリカ国内では３カ所でしか飼育されていないと当時のガイドブックに記されているが、何となくもっといそうな気がするな。 |
ご存じの方も多いだろうが、サンフランシスコは寒い。陽光あふれるカリフォルニアのイメージとは大違いだ。
初めてこの町を訪ねた時は７月だったが、ユースホステルで思わず毛布の追加を頼んだくらい。２度目のこの時は１２月だったにもかかわらず、サンディエゴの気候に合わせた薄いジャンパーという服装だったので、余計に寒かった。海風に吹かれて歯をガチガチ言わせていたら、カフェテリアの女性従業員に「そんなに寒い？」と不思議そうに聞かれてしまった。
ホッキョクグマは平気な顔ですね。そのお腹、子持ちシシャモか、君は？ |
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コヨーテ。
子供の頃、テレビアニメ「狼少年ケン」のファンだった私としては見逃せない動物である。
オオカミの仲間って、体型が本当にかっこいいですよね。森の中では会いたくないけど。 |
芋虫。・・・ではない。ちょっとわかりにくいがコビトカバである（向かって右が頭）。
動物に詳しくない方は意外に思うだろうが、これも世界有数の珍獣の１つ。よく見かけるカバとは大きさが段違いで、体長１．７メートルほどしかない（本家のカバは体長４メートルにもなる）。 |
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ホワイトタイガー。世界中に２００頭ぐらいしか現存しない。そのほとんどはマジシャンのジークフリート＆ロイに飼われているというジョークも。
この屋内の展示場には、ライオン、トラなどネコ科の猛獣が２０〜３０頭集められていた。
映画「ゲーム」（９７）で、マイケル・ダグラスが自分を翻弄する秘密組織の男を見つけだし、反撃に転じたのは、ここである。 |
話好きな飼育係のオジサンが、来園者を捕まえては講釈をしていた。客が帰ろうとすると、「もう帰っちゃうの？ まだいいじゃないか」と、うるさい。サービス精神旺盛というより、ありゃ、自己顕示欲だな。とはいえ「ネコ科のことなら一家言あるぜ」という自信ありげな態度は、プロっぽくてよかったけど。
鉄格子ににじり寄ってきたライオン。かなり怖いですよね。 |
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ライオンの子供をなでなで。もちろん、間に強化ガラスあり。 |
