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９４年ワールドカップ米国大会の観戦を機にワシントンＤＣを訪ねた。サッカー観戦ももちろんだが、スミソニアンの博物館群に惹かれたからだ。航空宇宙博物館、自然史博物館、アメリカ歴史博物館、ナショナル・ギャラリーなどなど期待に違わぬ面白さだった。議会やホワイトハウスを見学（というか見物）できるのも楽しかったしね。議会などは「こんなに簡単に入れていいの？」という印象だったが、同時多発テロ以降は、セキュリティもずっと厳しくなっているのだろうな。 この国立動物園もスミソニアン協会の一員である。 |
| ま、言うまでもないが、右のサイは本物で、左のトリケラトプスは作り物。偶然ながら、シンメトリーの面白い構図になった。 来場者との間には大きな池が配置してあるので、一見どちらも生きているように見える。友達に写真を見せると、例外なく大ウケだった。 遊び心あふれる、楽しい展示法である。 |
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オスのジャイアントパンダ「シンシンhsinghsing」。暗くていささか見づらいが、奥の方で仰向けに寝転がっている。パンダはここでも怠惰であった。 この１年半前にメスのリンリンをなくしてヤモメ暮らし。リンリンの飼育舎のガラスには、死を悼む子供たちからの手紙が所せましと掲示されていた。 その後、このシンシンも天寿をまっとうしたらしい。先日、ＮＨＫで放送中の海外ドラマ「ザ・ホワイトハウス」を見ていたら、広報部スタッフと広報部長が「死んだパンダの代わりをもらいましょう」「このところ我が国と中国は友好的な関係にないんだ」とやり合うシーンがあった。 |
